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神戸六甲ボウルにて第16期灘大学第2回講座開催!
11月21日(土)、神戸六甲ボウルにて第16期灘大学の第2回講座が開催されました。
灘大学は、灘百選の会が主催、灘区役所が共催しており、毎回ユニークな視点で灘区の街をキャンパスとし、様々なジャンル、視点から灘のまちを再発見する講座やガイドウォークを開催しています。
今回のテーマは「六甲ボウル今昔」。20名程の参加者が集まり、灘百選の会事務局長である慈(うつみ)さんの挨拶から講座が始まりました。灘にはかつて6ヶ所のボウリング場があり、実は計画だけで頓挫し幻となったボウリング場(現在も資材搬入用の扉だけ外から見えています)もあるそうです。
慈さんの挨拶の後、㈱グランド六甲社長である波多から小泉製麻や神戸六甲ボウルの歴史が紹介されました。みなさん巨大な小泉製麻のネオン看板(一文字タタミ20畳ほどの大きさがあったそうです)や初期のグランド六甲の写真など過去を思い出して頷きながら熱心に聞いておられました。
つづいて支配人大野屋より、7000年前に遡るボウリングの起源から現在のかたちになるまでの歴史が紹介されました。現在のかたちに落ち着いてからまだ100年程とのこと。ピンの本数は9本が主流の時代があり、アメリカを舞台に歴史的なある出来事から10本になったそうです。
実はボウリングの歴史を物語る世界に3つしかないもののうち1つが神戸六甲ボウルにはあります。古い木製ピンや放り投げていた時代の小さなボールと一緒に神戸六甲ボウルに展示されています。講座のあと、みなさん手に取って興味深くご覧になっていました。
最後にバックヤードツアーがあり、間近でピンがセットされる所を見学。機械化の素晴らしさを感じました。古くはピンボーイがセットしており事故も多かったそうです。
灘大学の講座はHPにアップされるそうです。興味ある方はご覧ください。
ボウリングの歴史も感じられる神戸六甲ボウルに是非お越しください。