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イーブン
『これは経費で落ちません!』
NHKにて全10話の予定でドラマ放送されており、毎週楽しみにしております。
私は小説も全て読みましたが、映像でみるとより感情移入してしまいますね。
申し遅れましたが、私は経理・財務を担当しているHRMです。
経理を担当するようになって早1年。何か経理関係で面白い小説がないかなと探していると、この小説に出会いました。
この小説・ドラマの主人公である経理部の森若沙名子さんは「イーブン」という言葉が好きです。
「入ってくるものと出ていくものが同じであること。差引ゼロ。すべてにおいてどちらの負担にもならないこと。」(1巻参照)
経理でいう、決算書のひとつである貸借対照表の借方と貸方(左と右)の数値がピッタリ揃う状態です。
経理に携わる人物として、とても緻密に設定された人物であると思います。
話は少し飛びますが、当社の人事部門主催の「労務管理研修」が8月と9月に社内でありました。
「労務管理の注意点」と「実践!働き方改革を実現するために」という標題でグループ会社の管理職以上を対象に開催されました。
管理職として知っておくべき、社会一般ルールの確認や、運営していく上での注意点などを顧問社労士の先生より説明頂きました。
労務管理研修を受けて今一度思ったことは、社会のルール・会社のルールを順守することは、
管理職であっても、従業員であっても、当然のことながら同じ立場であり「イーブン」であるということです。
どちらかに有利になるようなルールではなく、お互いが幸せになるルールでなければなりません。
話は冒頭の小説・ドラマに戻りますが、小説の中で「だいたいの社員は、入社するとすこしずつずるくなる」ともあります。
同じ経理担当である森若さんに負けないように、経理業務も労務管理も「イーブン」であることが大切であると認識して、
今日も仕事にプライベートに頑張ります!!
(小説・ドラマに出てくる同性・同年代の田倉勇太郎みたいにビシッとして、信頼される人間にもなりたいです(笑))